研究者総覧

千葉 直樹
スポーツ科学部
教授
Last Updated :2021/06/21

研究者基本情報

基本情報

氏名

  • 氏名

    千葉 直樹
  • 氏名(カナ)

    (チバ ナオキ)

基本情報

  • プロフィール

    私の研究テーマは、スポーツとグローバル化、バスケットボール指導者のコーチング哲学、「ブラック部活動」の改革などです。専門分野は、スポーツ哲学とスポーツ社会学です。
  • URL

  • researchmapURL

所属

所属(マスタ)

  • スポーツ科学部, 教授
  • 競技スポーツ科学科, 教授
  • スポーツ科学研究科, 教授

学歴等

学歴

  • 1999年04月, 2002年03月, 中京大学, 体育学研究科, 日本
  • 1997年04月, 1999年03月, 横浜国立大学, 教育学研究科, 保健体育専攻, 日本

学位

  • 修士, 教育学, 1999年03月, 横浜国立大学
  • 博士, 体育学, 2002年03月, 中京大学

研究活動情報

研究分野等

研究分野

  • 体育・スポーツ社会学
  • 体育・スポーツ哲学

研究キーワード

  • スポーツ労働移住
  • バスケットボール
  • 運動部活動
  • 暴力
  • グローバル化

著書・発表論文等

論文

  • 研究ノート
    高校バスケットボール指導者の被暴力経験と暴力行為の関係-2013年1月から2016年3月の期間に着目して
    千葉 直樹
    スポーツ健康科学研究, 東海体育学会, 1, 11, 2020年, 査読有, 無し, 単著(単編著)
  • その他
    越境するスポーツー1980年代以降のNBAのグローバル戦略ー
    千葉直樹
    体育の科学, 日本体育学会編, 杏林書院, 60, 5, 299, 302, 2010年, 査読無, 有り, 単著(単編著), この評論では、1980年代以降のNBAのグローバル戦略について、当時コミッショナーであったデビッド・スターン氏へのインタビューを通して明らかにした。
  • その他
    時の話題:越境するプロ野球選手
    千葉直樹
    現代スポーツ評論, 中村敏雄編, 創文企画, 4, 156, 161, 2001年, 査読無, 有り, 単著(単編著), この評論では、アメリカのメジャーリーグに移籍する日本人選手の問題とアメリカから日本のプロ野球に移籍する外国人選手の問題を、グローバル化という観点から説明した。
  • その他
    連載・時代を映す人物考6:「黒船」から国民的マスコットへ~《人種という浮動的記号表現》としてのKONISHIKI
    千葉直樹
    体育の科学, 日本体育学会編集, 杏林書院, 50, 9, 741, 744, 2000年, 査読無, 有り, 単著(単編著), 小錦という元力士の現役中と引退後のメディア報道の傾向について分析しました。
  • その他
    連載・時代を映す人物考5:『日本人以上に日本人らしい』と呼ばれた越境者たち
    千葉直樹
    体育の科学, 50, 8, 647, 650, 2000年, 査読無, 有り, 単著(単編著), サッカー日本代表のブラジル出身選手に対する新聞報道を分析し、「日本人以上に日本人らしい」という表現を通して、彼らが、礼儀正しく謙虚な日本人らしい性格を持つ人物として描かれてきたことを明らかにした。
  • 研究ノート
    ワールドカップにみるグローバルなサッカー労働市場
    千葉直樹
    現代スポーツ評論, 中村敏雄 編集, 創文企画, 8, 126, 135, 2003年, 査読無, 有り, 共著(共編著)
  • 論文
    地方会場におけるレラカムイ北海道の観戦者実態調査―稚内・釧路会場の調査結果から
    千葉直樹、永谷稔、石澤伸弘
    北翔大学北方圏生涯スポーツ研究センター年報, 北翔大学北方圏生涯スポーツ研究センター, 1, 1, 8, 2010年, 査読有, 無し, 共著(共編著)
  • 調査報告
    ブルキナファソへの野球の普及活動と元青年海外協力隊員の自己実現
    千葉直樹
    北海道体育学研究, 北海道体育学会, 51, 63, 67, 2016年, 査読有, 無し, 単著(単編著), 本研究では、ブルキナファソで野球指導を行った出合氏へのインタビューを通して、1)ブルキナファソに野球が普及した経緯、2)ブルキナファソの青年を日本に招致してプロテストを受験させた経緯、3)日本とブルキナファソの間にあるスポーツ文化の違いを明らかにすることを目的にした。インタビュー調査は2014年11月に、北海道富良野市にある出合氏の自宅で3時間程度行われた。ンジャイ・イブライム氏(現野球連盟会長)は、1999年にブルキナファソに隣国のマリから野球を伝えた。その後、2004年にブルキナファソ野球・ソフトボール連盟を設立し、国際野球連盟に加盟した。2008年に出合氏が野球指導員としてブルキナファソに赴任してから、現在、4代目の指導員がJICAから派遣されて指導を行っている。競技人口は、2014年の時点で、400名程度で国内に20の野球チームがある。出合氏は、ブルキナファソに赴任した当初、現地の大人に野球を指導していた。しかし、彼らにとって野球とは余暇の一つでしかなかった。彼らの野球に対する姿勢に疑問を抱きながら指導をしていた時、後にプロテスト受ける幼い少年(当時8歳から10歳)に出会い野球を指導し、競技者として育てることに生き甲斐を見出すようになった。ブルキナファソの青年を日本に招いてプロテストを受験させた経緯を尋ねると、少年たちが日本でプロ野球選手になりたいという夢を持ち、努力していたために、プロ選手になる道を作ろうと考えたためであった。もちろん、出合氏は、ブルキナファソの少年に野球指導を行う過程において、日本の高校野球の映像を見せたり、2009年に少年たちを日本に招いてプロ野球などの試合を観戦させたりしていた。こうした経験を通して、ブルキナファソの少年は日本でプロ野球選手になるという夢を持つようになった。出合氏にとって、ブルキナファソの少年の夢を実現する支援活動が生きがいになり、青年協力隊員の赴任期間が終了した後も、少年の活動を支援し続けることになった。出合氏は、2013年から「プロチャレンジ・プロジェクト」として、現地でトライアウトを行い、プロになる可能性のある選手を北海道の富良野市に滞在させ、独立リーグのプロテスト受験の準備をさせる取り組みを始めた。結果的にサンホ・ラシーナ選手は、2014年から高知ファイティングドックスの練習生として2年間活動し、2015年にブルキナファソ人としてはじめて日本でプロ契約を結ぶことになった。 日本とブルキナファソのスポーツ文化の違いについて尋ねると、出合氏は次のように答えた。日本では監督のサインなどで選手が動き、失敗すれば選手もチームも大きく空気がワンプレーで変わる。一方で、ブルキナファソではサインも指示もなく、見方によっては勝手な野球と思う人もいるかもしれない。しかし、ミスをしても誰も文句は言わず、一人一人が積極的に挑戦していくという。出合氏は自分のやってきた野球は、自分の思想、オリジナリティがなく、プログラムされた環境の中でのどこか窮屈な野球であったと考えていた。またブルキナファソの選手は、日本の選手のように強制的に練習をやらせようと思っても意欲を持たせることが難しく、選手1人1人に目標を持たせ、個別練習をすることで技術の向上を目指したそうである。
  • 論文
    札幌のプロバスケットボールチームにみる観戦者特性の変化に関する研究
    千葉直樹、永谷稔
    スポーツ産業学研究, 日本スポーツ産業学会, 25, 2, 327, 336, 2015年, 査読有, 無し, 共著(共編著)
  • 論文
    ユーロリーグ、オーストラリアのNBL、日本のbjリーグのグローカル化と経営
    千葉直樹
    スポーツと社会科学のアジア太平洋雑誌, ロウトリッジ・テーラー・フランシス・グループ, 4, 2, 134, 143, 2015年, 査読有, 無し, 単著(単編著)
  • 論文
    日本アイスホッケーリーグにおける日系カナダ・アメリカ人選手の国民・民族アイデンティティ
    千葉直樹
    スポーツと社会科学のアジア太平洋雑誌, ロウトリッジ・テーラー・フランシス・グループ, 2, 3, 78, 89, 2014年, 査読有, 無し, 単著(単編著)
  • 論文
    日本、スペイン、オーストラリアにおけるアメリカ人プロバスケットボール選手の移住動機
    千葉直樹
    スポーツと社会科学のアジア太平洋雑誌, ロウトリッジ・テイラーとフランシス・グループ, 2, 2, 104, 116, 2013年, 査読有, 無し, 単著(単編著), 本研究では日本、スペイン、オーストラリアのプロバスケットボールリーグに所属したアメリカ人選手8名を対象に、彼らの移住動機について調査した。新古典派経済学理論を理論的枠組みとして用い、アメリカ人選手が母国よりもより給与や契約内容を重視して海外移籍を選択したことを明らかにした。
  • 論文
    1980年代以降におけるNBAのグローバル化と経営
    千葉直樹
    スポーツ経営とマーケティングの国際雑誌, インダー科学出版社, 11, 3, 143, 157, 2012年, 査読有, 無し, 単著(単編著), 1980年代以降のNBAのグローバル戦略について、世界システム論をあてはめて分析を行った。特に、NBAの外国人選手の比率の変化とNBA元コミッショナー、デビッド・スターン氏へのインタビュー結果について報告を行った。
  • 論文
    Jリーグに所属する在日朝鮮人の民族意識
    千葉直樹
    北海道体育学研究, 北海道体育学会, 46, 27, 38, 2011年, 査読有, 無し, 単著(単編著)
  • 論文
    札幌市及び江別市のパークゴルフ愛好家の活動状況に関する調査-季節に応じた中高年者の活動頻度に着目して
    千葉直樹、加藤満、小田史郎
    北海道体育学研究, 北海道体育学会, 42, 9, 15, 2007年, 査読有, 無し, 単著(単編著)
  • 論文
    競技的な傭兵かスポーツ大使か:ニュージーランドから日本へのラグビー競技移住
    千葉直樹、スティーブ・ジャクソン
    フットボール研究, フットボール・スタディーズ・グループ, 9, 2, 67, 78, 2006年, 査読有, 無し, 共著(共編著), ニュージーランドのラグビー界では、1990年代以降、トップレベルの選手の海外流失が大きな問題になっていた。世界でもトップクラスの競技レベルを誇るニュージーランドから、優秀な選手が英国、フランス、日本など外国のクラブチームに毎年、海外移籍を行っている。本研究では、ニュージーランドのプロラグビー・クラブから、日本の企業に移籍した10名の選手にインタビュー調査を行った。10名のうち6名は、「オールブラックス」と呼ばれるニュージーランドラグビー代表チームに選抜された経験を持つ一流競技者であった。調査の目的は、①ニュージーランドから日本の企業チームへの移籍の動機、②日本とニュージーランドの間にあるラグビー文化の違い、について明らかにすることであった。  日本の社会人ラグビーリーグに登録された外国出身者の数は、2002年に1・2部リーグを合わせて98名おり、そのうち、49%(48名)はニュージーランド出身者であった。このように、多くのニュージーランド人が日本の社会人ラグビーに勧誘される理由はどこにあったのだろうか。調査結果は、以下のとおりである。移住の理由に関して、5名の選手は企業との良い条件の契約を、3名は日本文化を経験することを第一の理由としてあげた。残りの2名は様々な要因を理由としてあげた。日本とニュージーランドの間には、物価の違いや賃金格差があり、ニュージーランドの一流選手が日本の企業チームに移籍すれば、5~6倍近い収入を得ることができた。
  • 論文
    太平洋沿岸のプロ野球リーグにみる選手移住傾向:1995年~1999年
    千葉直樹
    スポーツと社会問題の雑誌, セイジ出版, 28, 2, 193, 211, 2004年, 査読有, 無し, 単著(単編著), この研究では、1995年から1999年までの5年間、アメリカ、日本、韓国、台湾のプロ野球選手の海外移籍について分析した。
  • 論文
    グローバル化、帰化、アイデンティティ:日本の越境スポーツ選手の事例
    千葉直樹、海老原修、守能信次
    国際スポーツ社会学レビュー, セイジ出版, 36, 2, 203, 221, 2001年, 査読有, 無し, 共著(共編著),  昨今、日本スポーツ界には、相撲の武蔵丸のような外国出身者が増えてきている。一方で、イチローや中田英寿のような日本人も、海外に移籍するようになった。これらの現象は、スポーツ界におけるグローバル化の実例として捉えることができるだろう。本研究では、国境を越えて一時的もしくは恒久的に「移住」するスポーツ選手を、「越境スポーツ選手(Borderless athletes)」と呼ぶことにする。 この調査では、外国出身選手が日本代表に選ばれることに関して、日本人が抱く抵抗感について明らかにするために、福岡(1993)の類型枠組みを、日本と何らかの関わりをもつ越境スポーツ選手にあてはめた。その結果、この抵抗感は、人種的な違いに基づく感覚であることが示唆された。本研究では、日本国籍を取得した越境スポーツ選手に関する様々な問題を、以下のように検討した。  大相撲、プロ野球、Jリーグという日本の代表的なプロ・スポーツ界で活躍した越境スポーツ選手に焦点を絞り、操作的な帰化という問題を取り上げた。つまり、何人かの外国人選手は、日本スポーツ界で長期間プレーし続けるために、帰化せざるをえない状況におかれていた。また、長野五輪の時に帰化した日系人アイスホッケー選手の事例から、日系人を優遇する日本の法律や、血統的な近さを重視する日本人の民族的なイデオロギーによって、選手が日本に引き寄せられたことが確認された。加えて、呂比須の帰化に関連して、公的機関がこの処理に便宜を図ったことは、国家によるナショナリズムの強化としての意味を持っていたと考えられる。  さらに、ラモスと呂比須に関する新聞報道を分析し、両者が「日本人以上に日本人らしい」と描写された意味について明らかにした。この比喩表現は、メディアが外国出身者の中に、日本人の持つ美徳を見出した時に用いられる、日本人の自民族中心主義を表すものである、と考えられる。 
  • 論文
    トップ・アスリートにおける操作的越境からのシークレット・メッセージ
    千葉直樹、海老原修
    スポーツ社会学研究, 日本スポーツ社会学会, 7巻, 44, 54, 1999年, 査読有, 無し, 共著(共編著)

書籍等出版物

  • スポーツとフーコー 権力、知、自己の変革
    ピルッコ・マルクラ、リチャード・プリングル/千葉 直樹 訳
    翻訳, 単訳, 全頁, 晃洋書房, 2021年, 978-4-7710-3391-7, 本書は、ピルッコ・マルクラ=デニソン(カナダ・アルバータ大学)とリチャード・プリングル(オーストラリア・モナッシュ大学)が、2006年にロウトリッジ(テイラー&フランシス)から出版した‘Foucault, Sport and Exercise’の全訳である。本書は、2007年に北米スポーツ社会学会の傑出した書籍賞(Outstanding Book Award)を受賞している。本書は、3部構成になっており、「1部 権力、知識、自己:フーコー理論への導入」では、フーコーの人生や研究全般について解説がなされ、一望監視装置(パノプティコン)や生権力などのフーコーの理論について紹介している。「2部 スポーツと運動における身体と生きた経験のフーコー信奉者の解釈」では、フーコーの理論をスポーツ研究に応用したジェンダーに関する論文が紹介されている。具体的には、健康・スポーツ活動において女性がどのように抑圧されてきたか等の問題について具体的なインタビュー調査や参与観察などの方法を通して明らかにしている。「3部 倫理的な自己様式化の美学」では、「自己のテクノロジー」という概念をはじめとするフーコー晩年の理論をもとにしたスポーツ研究を掲載している。
  • 北方圏における生涯スポーツ社会の構築
    千葉直樹
    編著書, 分担執筆, 第2部 積雪寒冷期におけるスポーツ活動の推進 第一章と第二章担当, 響文社, 2010年
  • バスケットボール学入門
    千葉直樹
    編著書, 分担執筆, 8章 社会學, 流通経済大学出版会, 2017年, バスケットボールに関わる社会学的な研究の方法として、質的なインタビュー調査について紹介しました。
  • スポーツの政治学
    千葉直樹
    編著書, 分担執筆, 杏林書院, 1999年, この原稿では、「越境スポーツ選手」の帰化、プロスポーツ界における外国人枠の問題、サッカー界の移籍金制度、国際スポーツ競技会における選手資格などについて検討しました。
  • 現代スポーツ社会学序説
    千葉直樹
    編著書, 分担執筆, 9章と10章, 杏林書院, 2013年, 9章では、ラモス瑠偉と呂比須ワグナーが、日本の新聞から「日本人以上に日本人らしい」と呼ばれた意味について明らかにした。10章では、大相撲で活躍した小錦の事例を分析した。
  • グローバルスポーツ論ー「越境スポーツ選手」の社会学
    千葉直樹
    著書, 単著, デザインエッグ社, 2014年, 本書では、国境を越えて一時的もしくは恒久的に「移住」する競技者を、「越境スポーツ選手」と呼び、社会のグローバル化とともに生じる彼らに関する問題に焦点を絞る。白鵬のような越境スポーツ選手に関する類型枠組みを切り口として、彼らに関する違和感の性質について明らかにした。さらに、主に日本に移住したニュージーランド出身のラグビー選手やアメリカ人プロバスケットボール選手の移住動機について明らかにした。 第1章では、社会学者の福岡安則の類型枠組みに応じて、越境スポーツ選手の事例について紹介し、日本代表チームに選抜された外国出身選手に関する抵抗感の性質について説明する。第2章では本書の理論的枠組みや、スポーツ移民に関する先行研究について概観する。第3章では、野球とサッカーの越境スポーツ選手に関する問題について検討する。第4章では、Jリーグに所属した在日コリアンの民族意識について焦点を絞る。第5章では、ニュージーランド出身ラグビー選手の移住動機や文化的な違いについて明らかにする。第6章では、NBAコミッショナーのデビッド・スターンへのインタビューに基づき、1980年代以降のNBAのグローバル戦略と経営について紹介する。第7章では、日本、スペイン、オーストラリアのバスケットボール・リーグに所属したアメリカ人の移住動機について解説する。第8章では、長野オリンピックに出場した日系アイスホッケー選手の移住動機や国民アイデンティティについて明らかにする。終章では、本書の結果明らかになったことを、各章の内容を結びつけながら解説する。

講演・口頭発表等

  • 2019年ラグビーワールドカップにみるタトゥーしたラグビー選手の表象
    千葉 直樹
    2020横浜スポーツ学術会議, 2020年, 単独, 査読有, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), 一般社団法人 日本体育学会, 横浜市, Yokohama, 2019年のラグビーワールドカップの前後の時期に焦点を絞り、日本の新聞がラグビー選手のタトゥーをどのように報道したかについて量的・質的に分析を行った。
  • 日本の中学校部活動への民間スポーツクラブによる業務委託に関する研究
    千葉直樹
    2019年国際スポーツ社会学会, 2019年, 単独, 査読有, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), 国際スポーツ社会学会, オタゴ大学、ダニーデン、ニュージーランド, University of Otago, Dunedin in New Zealand, 2015年の時点で全国の中学校で訳3万人の外部指導員が中学校の部活動で指導にあたっているが、その指導形態はボランティアの場合もあれば、非常勤の場合もあり、学校により待遇に大きなさがある。充分な報酬を受け取った上での指導ではない。また現場の教員の中には、外部指導員を受け入れることに対する抵抗感を表明する者も少なくない。   本研究では、公立中学校への民間スポーツクラブによる外部派遣事業の事例に焦点を当てる。スポーツ庁は、2018年3月にこうした部活動の状況を改善するために、「運動部活動のあり方に関する総合的なガイドライン」を発表した。その中身は、週2日程度の休養日やオフシーズンの設定、平日は2時間、週末は3時間程度の活動時間という指針を示した。民間スポーツクラブが部活動の外部指導員派遣をする例はまだ少数である。本研究では、全国展開するAスポーツクラブの派遣事業に焦点を当てて、部活動コーディネーターや指導員へのインタビュー調査を通して、この事業の課題を明らかにすることを目的にした。発表では、詳細な結果について報告する。
  • バスケットボールの指導において暴力行為を容認させる権力関係に関する研究ーミシェル・フーコーの権力論によるバスケットボールチーム内の規律の受容に関する解釈
    千葉直樹
    日本体育学会体育哲学学専門分科会, 2019年, 単独, 査読無, 無し, 国内会議, 2012年の桜宮高校男子バスケットボール部暴力事件を発端として、スポーツ指導における暴力の問題が社会的に取りざたされ、様々な研究が行われた(千葉、2016;松田、2016;高尾、2018)。この事件を受けて,日本体育協会等の5団体は会議を開催し,暴力行為根絶宣言を採択した。しかし、この事件から6年後に、日本バスケットボール協会の幹部は、インテグリティ委員会を設置し、その理由の一つとして、ミニバスの指導者による暴力、暴言の相談が相対的に多いことをあげた(朝日新聞、2019年3月21日)。つまり、暴力根絶という宣言は一定の効果を上げながらも、一部の指導者には十分に届いていない現状がある。どのような理由からバスケットボール指導者は、暴力行為を指導に用い、そのことが容認されるのだろうか。本研究では、バスケットボールの指導者が暴力を行う理由と、それを容認させる仕組みを明らかにするために、バスケットボール指導者に関する書籍を対象にテクスト分析を行った。その際にミシェル・フーコーの規律・権力に関する理論を参考にした。
  • 札幌市・江別市のパークゴルフ参加者の活動状況
    千葉直樹
    第16回社会学の国際会議, 単独, 査読無, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), ダーバン、南アフリカ, Durban, South Africa.
  • スポーツのグローバル化:光と影
    千葉直樹、ジャクソン、スティーブ、平井肇
    アジアスポーツ研究フォーラム, 2004年, 共同, 査読無, 有り, 国際会議, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 滋賀大学, Shiga University
  • ニュージーランドから日本へのラグビー選手流出
    千葉直樹、ジャクソン、スティーブ
    アジアスポーツ研究フォーラム, 2004年, 共同, 査読無, 有り, 国際会議, 口頭発表(一般), 滋賀大学, Shiga University
  • スポーツ移住の経営、ニュージーランドからのラグビー選手流出
    千葉直樹、ジャクソン、スティーブ
    第9回オーストラリア・ニュージーランド・スポーツ経営学会, 2003年, 共同, 査読無, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), University of Otago in Dunedin, New Zealand
  • 日系人アイスホッケー選手の移住動機に関する研究
    千葉直樹
    日本スポーツ社会学会第11回大会, 単独, 査読無, 無し, 国内会議, 口頭発表(一般), 九州大学,  本研究では、長野五輪の時に帰化した四名の日系人アイスホッケー選手(三名はカナダ出身者、一名はアメリカ出身者)にインタビュー調査を行った。その目的は、日系人選手の移住動機や国民的アイデンティティなどを把握することであった。  インタビューの結果をまとめると、移住動機に関してA・C・D選手は、日本人の文化的遺産(heritage)について学ぶことを第一にあげていた。さらに、この三選手は、プロ選手としてプレーすることの重要性を認めた。B選手の場合には、移住動機として、家族を養うために金を稼ぐことをあげていた。  選手の国民的アイデンティティに関しては、四人とも日本を代表してプレーすることに心理的な葛藤を感じていなかった。ただ、B選手とC選手は、カナダ代表と対戦する時に、何らかの戸惑いを感じたようである。加えて、四人の日系人選手は、帰化に際して自分のカナダ人らしさ(D選手の場合にはアメリカ人らしさ)を失っていない、と答えていた。A選手は、日系カナダ人 (Japanese-Canadian)として自分のことを強く認識しており、C選手とD選手は、保有する旅券(パスポート)によって自分のアイデンティティが規定される訳ではない、と述べていた。インタビューを実施した日系人選手たちは、日本に対して愛国心を持っていたけれども、両方の感覚を比較すれば、生まれ育った出身国の人間としての意識が強いようであった。  日本と出身国の間にあるアイスホッケー文化の違いについて、カナダ出身の三選手は、カナダではアイスホッケーが一番の人気スポーツである一方で、日本ではマイナー・スポーツであることをあげていた。さらに三選手は、選手の体格、競技レベル、選手育成システムなどの違いを指摘していた。加えて、カナダ人選手たちは、先輩後輩関係や敬語などに、はじめは戸惑いを感じたようであった。
  • 太平洋沿岸地域におけるプロ野球リーグ間のスポーツ労働移住
    千葉直樹、守能信次
    日本体育学会第51回大会, 共同, 国内会議, 口頭発表(一般), 奈良女子大学,  本研究は、太平洋沿岸地域に発達したプロ野球リーグ間(アメリカ、日本、韓国、台湾)に生じる国際的な選手移籍の傾向を把握することを目的とした。日本のプロ野球の場合には、1995年11月に同時に出場できる外国人選手数を3人、70人の支配下選手内の数を無制限にすると改正した。この結果として、外国人選手の総数は41人(1995)から60人(1998)に増加した。1998年のシーズンでは、全選手742人の内8.2%が外国人選手によって構成され、その半数はアメリカ人であった(表1)。CPBLでは、1990年の設立時から同時に出場できる外国人選手の数は基本的に3人、支配下選手内の外国人の数は1995年に10人であったが、1997年3月の規定改正によって無制限になった。1998年には、全選手230人の内117人(50.8%)が外国人選手であり、その内訳はアメリカ人が69人(58.9%)、ドミニカ人が27人(23%)であった。韓国のプロ野球リーグは、1982年に発足し1998年まで外国人選手に門戸を開いてこなかった。韓国リーグの外国人枠は、各チーム2名までと規定されており、1998年には11人、翌年には16人の外国人選手が確認され、その大多数がアメリカ人であった。大リーグには、外国人選手枠が規定されていないが、マイナー・リーグのチームを含め各チーム24人の外国人選手に対してビザを発行するという規定がある(Klein, 1989)。1986年に大リーガーに占める外国人選手の比率は10.6%であったが、1998年にその比率は28.4%へと増加しており、9割方の選手がドミニカ共和国やプエルトリコといった中南米諸国の出身者であった。外国人選手の増加傾向は、大リーグ球団の増加によって生じた労働力不足を補うために促進されたと考えられる。このような傾向は日本・台湾・韓国のプロ野球リーグにおいても確認されている。  プロ野球というグローバルな労働市場において、大リーグは中心経済であり、その労働力不足を補うために海外の優秀な野球選手は、以前に比べ積極的に勧誘されるようになってきた。この競争の激化によって、マイナーリーグのアメリカ人が東アジアのプロ野球リーグに越境するというグローバルな循環が加速している。
  • 太平洋沿岸地域におけるプロ野球リーグ間にあるスポーツ労働移住
    千葉直樹、守能信次
    2000年プレ・オリンピック会議、スポーツ科学、スポーツ医学、体育の国際会議, 共同, 査読無, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), ブリスベン、オーストラリア, Brisbane, Australia.
  • 帰化選手に対するメディア報道の分析
    千葉直樹
    日本体育学会第50回記念大会/ 体育・スポーツ関連学会連合大会, 単独, 査読無, 無し, 国内会議, 東京大学
  • 日本における一流競技者の操作的な帰化
    千葉直樹、海老原修、守能信次
    第14回国際スポーツ社会学会, 1999年, 共同, 査読無, 無し, 国際会議, 口頭発表(一般), ハンガリー大学, Hungary University in Budapest, Hungary.
  • 操作的越境のシークレット・メッセージ
    千葉直樹、海老原修
    日本体育学会第49回大会, 共同, 査読無, 無し, 国内会議, 愛媛大学
  • 一流競技者にみる操作的越境について
    千葉直樹、海老原修
    日本スポーツ社会学会 第7回大会, 共同, 査読無, 無し, 国内会議, 口頭発表(一般), 神戸大学
  • 異なるスポーツクラブ参加パターンが日常生活の心理的対処能力に及ぼす影響
    千葉直樹、海老原修
    日本体育学会第48回大会 新潟大学, 共同, 査読無, 無し, 国内会議, 口頭発表(一般), 新潟大学, 大学生の心理的対処能力が過去のスポーツ経験によってどのように異なるか分析し発表しました。 

その他研究情報

外部資金

  • ニュージーランド・ラグビー・フットボール協会
    ニュージーランド・ラグビー協会(NZRFU)の調査研究助成
    委託研究費, 代表, ニュージーランド・ラグビー協会(NZRFU)の調査研究助成, ニュージーランド出身ラグビー選手の移住動機に関する研究, 2003, 2003, 2004, ニュージ―ランド出身で日本の企業チームでプレーしたラグビー選手10名を対象に、日本への移住動機と文化的な違いについて明らかにした。
  • トヨタ財団
    研究助成A
    委託研究費, 代表, 研究助成A, Jリーグにみる在日コリアンの帰属意識に関する研究, 2003, 2003, 2005, D03 - A - 591, グローバル化する社会のなかで、昨今、移民の問題や多様化する民族アイデンティティへの関心が高まっている。このような問題を検討する上で、在日コリアンは格好の題材を提供している。スポーツ界には、これまで数多くの在日コリアンが活躍してきた。しかしながら、彼らは、多くの 場合、差別を回避するために、その民族的出自を公表してこなかった。 本研究では、在日コリアンのプロサッカー選手の持つ帰属意識や、民族アイデンティティ、差別された経験などについて検討する。具体的には、現役プロサッカー選手(6名)にインタビューを行い、マイノリティのスポーツ選手としての特別な経験について記述する。
  • 文部科学省
    科学研究費補助金
    公的研究費, 代表, 基盤研究C, 「ブラック部活動」の改革に向けた実証的研究, 2018, 2018, 2022, 18K10892, 昨今では、公立学校における部活動の「体罰」問題や、教員の無償超過勤務の実態について、一部の研究者やメディア関係者が「ブラック部活動」と形容するようになった。部活動の意義や教育効果については、歴史的にも高く評価されてきたが、学校の中で教育の一環として部活動を運営する限界が露呈している。本研究では、公立中学校における部活動顧問の抱える課題を質的・量的に明らかにし、部活動改革の方向性を提起することを目的とする。具体的には、1.大学生ボランティア派遣事業の検証、2.民間のスポーツクラブと提携した外部コーチ派遣事業の検証、3.総合型地域スポーツクラブと部活動の融合の検証を行う。さらに、アメリカとイギリスの部活動制度の課題について事例研究を行い、日本の部活動の課題と比較する。これらの事業の検証と国際比較研究を通して、部活動改革の方向性を提起する。
  • 文部科学省
    科学研究費助成金 
    公的研究費, 文部科学省科学研究費助成金 基盤研究C, 代表, 基盤研究C, バスケットボールの指導現場における体罰に関する国際比較研究, 2014, 2014, 2018, 26350806, 本研究では、2012年の暴力事件を契機に、日米のバスケットボール指導者の指導観と暴力に関する態度の違いを明らかにすることを目的にした。日本の高校バスケットボール指導者を対象とした質問紙調査の結果によると、2012年度以前に暴力行為を行っていた指導者の比率は、22.1%であった一方で、2013年以降では5.5%に減少した。一方で、「拳で殴る」や「平手打ち」等の暴力行為は少なくなった一方で、暴言や罰走などは依然として一部の高校で行われていることが示唆された。アメリカ人コーチへのインタビュー調査の結果、アメリカ人の指導者は選手の欠点や失敗を叱責するよりも、選手の積極的な姿勢を肯定的に褒める指導方法に変わってきたことがわかった。
  • 文部科学省
    科学研究費助成金 
    公的研究費, 文部科学省科学研究費助成金 若手研究B, 代表, 若手研究B, グローバル化するバスケットボール界のスポーツ労働移住, 2007, 2007, 2011, 19700514, ほとんどのプロ・バスケットボール・リーグにおいて、過去十年間に外国人選手の比率が増加傾向にあった。特にNBAに所属する外国人選手の出身地域から、世界システム論を応用して、グローバルなバスケットボール界の選手移籍の傾向を説明することができた。四つのプロ・バスケットボール・リーグの代表者とのインタビューを通して、全ての代表者はバスケットボールがグローバルなスポーツになったことを認めていた。


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.