研究者総覧

中元 崇智
文学部
教授
Last Updated :2024/05/14

研究者基本情報

基本情報

氏名

  • 氏名

    中元 崇智
  • 氏名(カナ)

    (ナカモト タカトシ)

所属

所属(マスタ)

  • 文学部, 教授
  • 歴史文化学科, 教授
  • 文学研究科, 教授
  • 人文社会科学研究科, 教授

研究活動情報

著書・発表論文等

論文

  • 論文
    尾崎行雄と第三回衆議院議員選挙
    中元崇智
    中京大学文学会論叢, 91, 112, 2022年, 査読無, 単著(単編著), 本稿では、尾崎行雄が最も苦戦したとされる第三回総選挙を検討した。具体的には、第二回総選挙以来の尾崎を支持する好友会の発展、立憲改進党・自由党による候補者擁立の過程、第三回総選挙における両陣営の動向と得票予想を分析し、その勝因を考察した。
  • 論文
    「板垣退助と戊辰戦争・自由民権運動」
    中元崇智
    『歴史評論』812号、歴史科学協議会, 60, 69, 2017年, 査読無, 単著(単編著), 本稿では、板垣退助が戊辰戦争の「軍事英雄」から自由民権運動の指導者へと転身した経緯を明らかにした。1881年の東北遊説は板垣が「軍事英雄」から自由民権運動の指導者へと転身した経緯を説明した「会津開城の逸話」を始めて語った遊説であり、1882年の東海道遊説においても積極的に「会津開城の逸話」を語った。そして、1882年の板垣遭難事件の結果、自由民権運動の指導者・板垣像が定着した経緯を明らかにした。
  • 論文
    「板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開」
    『日本史研究』642号, 2016年, 本稿では自由党総理板垣退助が国会議員にならなかった政治的背景と院外からの政党指導について考察した。そして、明治20年に伯爵となった板垣が自らの天皇・華族観により、貴族院勅選議員を辞退し、「国会議院ノ製造者」として政党を率いたことを解明した。
  • 論文
    「光永眠雷『西郷隆盛肖像』の成立」
    『中京大学文学会論叢』第1号、中京大学文学会, 2015年, 本稿では、西郷隆盛銅像が宮城前から上野公園に移った経緯を解明した。また、光永眠雷「西郷隆盛肖像」が描かれた背景に板垣退助が西郷を征韓論の同志・「民選議院論者」として高く評価する歴史観があったことを指摘した。
  • 論文
    「板垣退助岐阜遭難事件の伝説化-『自由党史』における記述の成立過程を中心に-」
    『日本史研究』629号、日本史研究会, 2015年, 本稿では、板垣遭難事件の名言「板垣死すとも自由は死せず」が自由党系によって変遷するとともに、『自由党史』に描かれる形で伝説化されたことを論じ、板垣らが大正期も『自由党史』を「正史」として語り継いだことを示した。
  • 論文
    「板垣退助の政界引退と『自由党史』」
    『高千穂論叢』47―3、高千穂学会, 2012年, 本稿では、従来ほとんど明らかにされてこなかった板垣退助の政界引退と自由党再興計画について解明し、このような政治的背景が『自由党史』をはじめとする「土佐派」の歴史編纂計画に与えた影響についても指摘した。
  • 論文
    「『土佐派』の『明治維新観』形成と『自由党史』-西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に-」
    『明治維新史研究』6号、明治維新史学会, 2009年, 本稿では、西郷隆盛、江藤新平に関する『自由党史』の叙述を分析した。その結果、板垣退助等「土佐派」が西郷や江藤とともに自らを「維新改革の精神」を継承した「本流」とする独自の「明治維新観」を形成したことを解明した。
  • 論文
    「日清戦争後における経済構想―金子堅太郎の『工業立国構想』と外資輸入論の展開―」
    『史林』91巻3号、史学研究会, 2008年, 本稿では、金子堅太郎が日清戦後に「工業立国構想」の下、「清国市場進出論」を提唱したことを解明した。また、日清戦後恐慌後、金子が外資輸入によって資本不足を解消する経済政策を採用し、「工業立国構想」が「世界的工業」建設へと発展した経緯を示した。
  • 論文
    「憲政党内閣前後における経済政策の展開―自由党系『土佐派』の外資輸入論を中心に―」
    『ヒストリア』205号、大阪歴史学会, 2007年, 本稿では、憲政党内閣前後に自由党系が外資輸入のための興業銀行設立に取り組んだこと、金子堅太郎が興業銀行期成同盟会を結成し、両者が興銀設立のため第十三議会で共闘したことを解明し、両者の経済政策に共通性があったことを指摘した。
  • 論文
    「栗原亮一と自由党『土佐派』の『通商国家構想』」
    『日本史研究』516号、日本史研究会, 2005年, 本稿では、板垣退助の側近栗原亮一が「海運通商」を国是とする「通商国家構想」を立案し、それを栗原等「土佐派」が自由党の政策として立法化した経緯を解明した。その上で、「土佐派」が藩閥政府に対して主体的に政策立案したことを指摘した。
  • 論文
    「栗原亮一と旧自由党系のアジア通商計画」
    『日本歴史』683号、日本歴史学会, 2005年, 本稿では、板垣退助の側近栗原亮一の国家構想や政治思想を分析した。その結果、栗原がイギリスをモデルとし、海産物の清国などへの輸出により、商権拡張、ひいては国権拡張を行う構想を立案し、それが「通商国家構想」の原点となったことを明らかにした。

書籍等出版物

  • 『新修 豊田市史』4 通史編 近代
    中元崇智
    著書, 単著, 第2章第2節第4節、第3章第1節、第4章第3節、第5章第5節 , 愛知県豊田市, 2021年, 本書では愛知県豊田市における近代の自由民権運動・政党と選挙について叙述した。また、道路建設と整備・改修、橋の建設、豊田市域における観光も含めて叙述した。
  • 『新修 豊田市史』資料編 近代3
    中元崇智
    著書, 単著, 第二章, 愛知県豊田市, 2020年, 本書では愛知県豊田市における近代の道路行政の展開について、道路建設と整備・改修、橋の建設も含めて分析を加えた。
  • 板垣退助ー自由民権指導者の実像ー
    中元崇智
    著書, 中央公論新社, 2020年,  本書では、板垣の人生を戊辰戦争の英雄、明治維新政府の参議、自由民権運動の指導者、政党政治家、政界引退後の五つの局面に整理し、その変化を中心に叙述した。  そして、板垣自らが関わった『自由党史』や『板垣退助君伝』などで伝説化されている板垣の事績について当時の史料から再検討し、実像を明らかにした。たとえば『自由党史』では、板垣が戊辰戦争から自由民権運動まで首尾一貫していたように描かれている。実際は戊辰戦争、土佐藩の藩政改革、明治6年・明治8年政変、西南戦争と状況の変化を受けて、自由民権運動に至っていたこと、広く知られる「板垣死すとも自由は死せず」の名言についてもその真偽から成立過程や政治的背景を明らかにした。  さらに、板垣と西郷隆盛・江藤新平らの関係や板垣を支えて活躍した土佐派の片岡健吉、林有造、栗原亮一や河野広中、あるいは星亨についても、その個性も含めて明らかにした。
  • 『明治期の立憲政治と政党』
    中元崇智
    著書, 吉川弘文館, 2018年, 本書では、板垣退助が明治二〇年に受爵した結果、政党党首が院外から指揮を執る最初の事例となったことを指摘した。また、板垣の側近栗原亮一が「通商国家構想」を立案し、日清戦争後に実現する過程を明らかにした。さらに、板垣監修『自由党史』の編纂過程を解明する一方、板垣ら「土佐派」の「明治維新観」について指摘した。そして、板垣の名言「板垣死すとも自由は死せず」が事件当初、三つのパターンがあったこと、岩田徳義「板垣君岐阜遭難記録」が名言の原型となり、『自由党史』へ継承されたことを指摘した。
  • 『近代日本の歴史意識』
    羽賀祥二先生退官記念論集刊行会編
    著書, 共著, 第1章『自由党史』の編纂方針と記述の変容, 吉川弘文館, 2018年, 宇田友猪の『自由党史』稿本が『自由党史』の編纂過程でどのように削除、訂正、新史料の追加、修正されたかを検討した。その結果、宇田の『自由党史』稿本がそのまま『自由党史』となったのではなく、『自由党史』の編纂者・和田三郎が「土佐派」の活躍をさらに強調して加筆・修正する一方、明治天皇に対する批判的な叙述は削除したことが明らかになった。
  • 『明治史講義』
    小林和幸
    著書, 単著, 第8講 自由民権運動と藩閥政府, 筑摩書房, 2018年, 明治10年の西南戦争から明治17年の自由党の解党までの通史について、中京大学文学部所蔵の「明治十七((ママ))年八月廿二日愛国交親社八ヶ国之社員貳万七千人余甚目寺ェ鎗術撃剱奉納之並行例之図」を紹介しつつ、新書の中で最近の研究を踏まえて執筆した。
  • 『三河-交流からみる地域形成とその変容』
    地方史研究協議会
    著書, 共著, 「三河における自由民権運動と立憲帝政党勢力の動向」, 雄山閣, 2016年, 本稿では、明治期の愛知県における政党勢力の展開が尾張と三河によって大きく異なっており、東三河と西三河でも政党の進出と地盤の形成は異なる展開を見せたことを指摘した。
  • 『自由民権<激化>の時代-運動・地域・語り-』
    高島千代・田﨑公司編著
    著書, 日露戦後の激化事件顕彰運動と『自由党史』, 日本経済評論社, 2014年, 本稿では、日露戦後における旧自由党系の激化事件顕彰運動と『自由党史』の成立過程について検討した。その結果、内藤魯一の「憲政創設功労者行賞ニ関スル建議案」の政治的背景として、日露戦後における激化事件顕彰運動がその背景にあったことを解明した。
  • 『愛知県史』通史編6 近代1
    著書, 愛知県, 2017年, 本書では愛知県における自由民権運動・帝国議会期の政党の展開を、中央の政治動向を踏まえつつ、愛知県の自由民権家、政党政治家の内藤魯一等を中心に、政治史の観点から分析を加えた。
  • 『愛知県史』通史編7 近代2
    著書, 愛知県, 2017年, 本書では愛知県における日露戦後・大正デモクラシー期の政党の展開を、中央の政治動向を踏まえつつ、政治史の観点から分析を加えた。
  • 『新修 豊田市史』資料編 近代1
    著書, 愛知県豊田市, 2016年, 愛知県豊田市の明治期における政党勢力の拡大と地域の政治について担当、執筆した。
  • 『愛知県史』資料編24 政治・行政1
    著書, 発行:愛知県 印刷:クイックス, 2013年, 本書では愛知県における自由民権運動の展開を、中央の政治動向を踏まえつつ、三河地域の民権家(内藤魯一、村松愛蔵ら)の政治動向を軸に史料を掲載し、政治史の観点から分析を加えた。
  • 石川町史. 第2巻 (通史編 2 (近代・現代))
    著書, 福島県石川町町史編纂委員会 編, 2013年, 本稿では、藩閥政府の転覆を目指した自由民権運動の激化事件である加波山事件の概要と、事件参加者が国事犯としてではなく、常時犯(強盗殺人犯)として審理された裁判の過程を概説した。
  • 『伊勢市史』第4巻近代編
    著書, 発行:伊勢市 印刷:アイブレーン, 2012年, 本書では三重県宇治山田町(現伊勢市)における地方行政と政党勢力、特に尾崎行雄ら立憲改進党系の動向を中心に政治史の観点から分析した。
  • 伊藤隆、季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』4
    辞書, 吉川弘文館, 2011年, 『近現代日本人物史料情報辞典』4の栗原亮一の項について史料情報を中心に執筆した。
  • 『知と創造の拠点 名古屋大学の歴史』
    著書, 国立大学法人名古屋大学編集・発行, 2009年, 創立から現在に至る名古屋大学の歴史について、写真を中心に可視的に描いた。なお、この写真図録は七〇周年創立事業で配布された。
  • 『愛知県史』資料編25政治・行政2
    著書, 発行:愛知県 印刷:クイックス, 2009年, 本書では愛知県における政党勢力、特に大隈重信を領袖とする立憲改進党系の愛知県への進出について史料を掲載し、政治史の観点から分析した。
  • 『藤岡20世紀のあゆみ』
    著書, 発行:豊田市、 印刷:ぎょうせい, 2008年, 本書では近代における愛知県藤岡町(現在は愛知県豊田市に合併)の歴史について、主に行政や交通運輸、矢作川と人々の生業などに着目し、近代の地域社会と政治や社会の変容について執筆した。

講演・口頭発表等

  • 自由民権運動研究の進展と「内藤魯一関係文書」―研究者の旧蔵史料と再発見-
    中元崇智
    東アジア近代史学会第27回研究大会, 単独, 国内会議, 本報告では、自由民権運動研究に大きく貢献した長谷川昇氏の業績と「内藤魯一関係文書」(知立市歴史民俗資料館寄託)発見の経緯を紹介した。 また、内藤魯一の略歴と知立市歴史民俗資料館寄託「内藤魯一関係文書」の研究史上における意義について指摘した。その際に、「内藤魯一関係文書」が①私擬憲法の研究、②名古屋事件の研究、③加波山事件の研究、④自由民権家の交流と運動の展開、激化事件顕彰運動を研究する上で重要な史料群であることを確認した。  さらに、本報告では、二〇一九年に長谷川昇氏旧蔵「内藤魯一関係文書」が再発見・調査された経緯とその概要・特徴について指摘した。長谷川昇氏旧蔵「内藤魯一関係文書」は①書簡、②土地・戸籍、③金銭、④士族授産、⑤地方行政、⑥地方政治、⑦三河の博徒平井亀吉関係、⑧『金城新報』及び印刷物から構成されていることを述べた。
  • 「帝国議会下の政党政治家・板垣退助の政党指導」(仮)
    中元崇智
    全国自由民権研究顕彰連絡協議会 第2回大会, 2020年, 単独, 査読無, 有り, 国内会議, 全国自由民権研究顕彰連絡協議会, 第一議会における板垣退助に着目し、板垣が自由民権運動の指導者から政党政治家へ転身する過程と板垣の果たした役割の変化を描く。
  • 三河における自由民権運動と立憲帝政党勢力の動向
    2015年, 2015年度地方史研究協議会大会, 愛知大学(豊橋)
  • 板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開
    2015年, 2015年度日本史研究会大会, 京都大学
  • 板垣退助岐阜遭難事件再考-新聞・顕彰運動・『自由党史』-
    2013年, 明治維新史学会秋季大会, 甲南大学
  • 「土佐派」の「明治維新観」形成と『自由党史』-西郷隆盛・江藤新平像を中心に-
    2008年, 明治維新史学会秋期大会, 萩博物館

その他著作物

  • 調査報告
    自由民権運動研究の進展と「内藤魯一関係文書」ー研究者の旧蔵史料と再発見ー
    中元崇智
    東アジア近代史, ゆまに書房, 2727, 142, 150150, 202306, 査読無, 無し, 調査報告書, 自由民権運動研究に大きく貢献した長谷川昇氏の業績と「内藤魯一関係文書」(知立市歴史民俗資料館寄託)発見の経緯を紹介した。 また、内藤魯一の略歴と知立市歴史民俗資料館寄託「内藤魯一関係文書」の研究史上における意義について指摘した。さらに、二〇一九年に長谷川昇氏旧蔵「内藤魯一関係文書」が再発見・調査された経緯とその概要・特徴について指摘した。
  • 書評
    書評 伊藤陽平『日清・日露戦後経営と議会政治ー官民調和構想の相克ー』
    中元崇智
    国史学, 236, 75, 81, 202209, 査読無, 無し, 伊藤陽平『日清・日露戦後経営と議会政治ー官民調和構想の相克ー』の書評と紹介を行った。
  • 書評
    書評 三村昌司著『日本近代社会形成史 : 議場・政党・名望家』
    中元崇智
    202205, 三村昌司『日本近代社会形成史ー議場・政党・名望家』の書評を行った。
  • 書評
    書評と紹介 伊東久智著『「院外青年」運動の研究 : 日露戦後~第一次大戦期における若者と政治との関係史』
    中元崇智
    日本歴史学会, 『日本歴史』, 864, 202005, 伊東久智『「院外青年」運動の研究-日露戦後~第一次大戦期における若者と政治との関係史ー』の書評と紹介を行った。
  • 書評
    新刊紹介 岡安儀之『「公論」の創生『国民』の誕生ー福地源一郎と明治ジャーナリズムー』
    中元崇智
    『明治維新史研究』, 19, 202003, 査読無, 岡安儀之『「公論」の創生『国民』の誕生ー福地源一郎と明治ジャーナリズムー』の書評と紹介を行った。
  • 研究ノート
    国立国会図書館憲政資料室 日記の世界ー龍野周一郎と明治期の総選挙ー
    中元崇智
    インターネット展示「国立国会図書館憲政資料室 日記の世界」, 202003, 自由民権家・政党政治家の龍野周一郎の日記を通じて、第三回総選挙における三重県第五区、第五回総選挙における長野県第三区を中心に、自由党がいかに選挙戦を戦おうとしたのか、その選挙運動の一端を概観する。
  • 書評
    紹介 大阪民衆史研究会 島田邦二郎史料集成編集委員会編「立憲政体改革の急務」島田邦二郎集成
    中元崇智
    『歴史評論』839号, 歴史科学協議会
  • 書評
    色川大吉『明治精神史』
    中元崇智
    『日本史研究』688号, 日本史研究会
  • その他
    『明治史研究の最前線』
    小林和幸
    筑摩書房, 筑摩選書
  • その他
    「『愛知日日新聞』の刊行と福地源一郎」
    『豊田市史研究』8号, 2017/3, 本稿では、『愛知日日新聞』の刊行に至る経緯を解明した上で、福地源一郎と『愛知日日新聞』の関係について明らかにした。そして、「愛知日日新聞事業に付書付」は福地の『東京日日新聞』経営に関する重要な史料であることを指摘した。
  • その他
    「小久保喜七の加波山事件顕彰運動と「檄文」の変容」
    『自由民権』30号, 2017/3, 本稿では、明治二〇年代~四〇年代における加波山事件等の「激化事件」顕彰運動を検討した。また、加波山事件の「檄文」を通じて加波山事件像の変遷とその政治的背景についても指摘した。
  • その他
    「板垣退助暗殺未遂事件の名言が生まれた現場」
    『新発見!週間日本の歴史』37 近代2, 2014/3, 本稿では、板垣退助岐阜遭難事件の概要とその伝説化について、現在の岐阜公園にある銅像の由来も含めて解説した。
  • その他
    史学雑誌 回顧と展望 近現代 三 政治・外交・軍事
    史学雑誌第122編第5号, 2013/5, 本稿では、日本近代政治史(西南戦争~立憲政友会成立まで)の2012年度における研究成果を解説し、今後の展望を加えた。
  • 書評
    新刊紹介 宇田友猪著『板垣退助君傳記』全四巻
    『自由民権』第24号、町田市立自由民権資料館, 2011/3, 宇田友猪編纂『板垣退助君傳記』全4巻の概要及びその特徴、研究上における問題点などについて執筆した。
  • その他
    史学雑誌 回顧と展望 近現代 八経済史一
    『史学雑誌』118編5号、史学会, 2009/5, 本稿では、日本近代経済史(明治維新期~第一次世界大戦期まで)の2008年度における研究成果を解説し、今後の展望を加えた。
  • 調査報告
    「『知と創造の拠点 名古屋大学の歴史』の編纂」
    中元崇智
  • 書評
    書評と紹介 真辺美佐著『末広鉄腸研究』
    『日本歴史』711号、日本歴史学会, 2007/8, 真辺美佐著『末広鉄腸研究』について、近年の自由民権運動研究を踏まえて書評を行い、末広の自由党系に占めた政治的スタンスや彼の思想について明示する必要性を指摘した。
  • 書評
    書評 小宮一夫著『条約改正と国内政治』
    『日本史研究』506号、日本史研究会, 2004/10, 小宮一夫著『条約改正と国内政治』について、近年の政党政治史研究の視座から書評を行った。そして、条約改正問題によって伊藤内閣と星亨が提携したとの著者の論に対し、自由党内の星以外の勢力の検討が必要と指摘した。

その他研究情報

受賞

  • 中元崇智, 単独, 江村栄一記念会, 第1回江村栄一記念自由民権学術賞


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