論文
マーケティング教育におけるフラグメンテーション問題
坂田隆文
総合政策論叢, 1, 16, 2024年, 査読無, 単著(単編著)
論文
観光リピーター・フェーズ・シフト:ワークフローの設計事例
青谷実知代、坂田隆文、竹村正明
神戸松蔭女子学院大学研究紀要, 1, 19, 2024年, 査読有, 共著(共編著)
調査報告
春日井市健康マイスター制度:行政施策がボランティア組織へと変わるとき
松村亜矢子、竹村正明、坂田隆文
中京大学総合政策学部ディスカッションペーパー, 1, 20, 2024年, 査読無, 共著(共編著)
論文
大規模教室でマーケティングを教えられなくなる日
坂田隆文
日本マーケティング学会ワーキングペーパー, 9, 11, 1, 18, 2023年, 査読無, 単著(単編著), 我々がマーケティング講義を行う際には、時には 100 人を超える学生を相手にすることがある。本稿ではこの大規模教室におけるマーケティング講義の課題について議論している。具体的には、学生が既に有している知識(マーケティング・スキーマ)が「消費可能な代替財の構造(Firat and Dholakia 1998)」によって多様化してしまっており、共通したスキーマを前提に講義を行うことが困難になっている(ますますそうなっていく)ということを理論的に説明している。3桁の学生を画一的に扱えない我々がどうすれば良いのか。その問題提起やマーケティングを教育する際の課題を指摘することこそが本稿で最も強調したいことである。
論文
マーケティング・スキーマの解消によるマーケティング教育効果の進展
坂田隆文
日本マーケティング学会ワーキングペーパー, Vol.9, No.10, 1, 25, 2023年, 査読無, 単著(単編著), 本稿は大学・学部教育において、特に大規模教室を初めとした座学においてマーケティングを講義する際の教育内容を明確化するために書かれている。そこでの結論は、テキストに書かれた情報を提供することを講義目的にすべきではないという点にある。講義を行う際には講義内容を記憶した量によって評価されることが一般的である。しかし、実学志向の強いマーケティングという学問においては、記憶量とは別にマーケティング課題を解決できる能力という評価軸も導入すべきであるということが主張されている。この主張のもと、では、大規模教室においていかなるマーケティング教育を進めるべきかという点についても、これまでの講義との対比の中で議論している。
論文
マーケティング論における教育困難性に関する試論
坂田隆文
総合政策論叢, 14, 61, 78, 2023年, 査読無, 単著(単編著)
論文
経営知識移転論を用いたマーケティング学教育成果の理論枠組み
坂田隆文,金丸輝康,竹村正明
総合政策論叢, 14, 79, 96, 2023年, 査読無, 共著(共編著)
論文
商品コンセプトがもつ意味とその理論的課題
坂田隆文
総合政策論叢, 14, 43, 60, 2023年, 査読無, 単著(単編著)
論文
リピーター対応の観光地戦略の分析枠組み:フェーズ・シフト・モデルの提案
青谷実知代・坂田隆文・竹村正明
神戸松蔭女子学院大学研究紀要, 4, 47, 68, 2023年, 査読有, 共著(共編著)
論文
買い物難民の解消方法に関する比較研究の理論的枠組み
松村亜矢子、坂田隆文、竹村, 正明
中部大学リベラルアーツ論集, 中部大学, 5, 103, 121, 2023年, 査読無, 共著(共編著)
論文
独創的商品企画の構造的抑圧問題に関する試論
金丸輝康、坂田隆文、竹村正明
大阪学院大学商・経営学論集, 48, 1・2, 1, 28, 2022年, 査読有, 共著(共編著)
論文
マーケティング教育の実態と課題に関する問題提起
坂田隆文
日本マーケティング学会 ワーキングペーパー, 日本マーケティング学会, Vol.9, No.2, 1, 29, 2022年, 査読無, 単著(単編著), 本稿はマーケティングを教育する際に巧くいかないことがあるのは何故かという問題意識のもと、マーケティング教育の実態と課題について議論し、今後のマーケティング教育の在り方についての問題提起を行うことを目的としている。この目的を果たすために、座学、ケースメソッド、PBL という、マーケティングで主に用いられる3つの教育手法の実態と課題について議論することによって、マーケティング教育における今後の議論の方向性を提示している。この議論を通して得られた「教育」にまつわる課題は網羅的であるとは言い難いが、今後、マーケティング論でもマーケティング実践でもなく、マーケティング教育を議論する契機を提示し、今後のマーケティング教育研究の方向性を示している。
調査報告
中小BtoB企業による産学連携型商品企画によるブランド構築 ― そのプロモーション効果と本業回帰 ―
坂田隆文
日本マーケティング学会ワーキングペーパー, 1, 16, 2021年, 査読無, 単著(単編著), 本稿は産学連携活動を通して初めてBtoC商品を企画・販売した(株)五合の事例を取り扱っている。ここで紹介されている事例は、優れた特許技術を有しているにも関わらずその認知度・知名度が乏しく、商談のたびに苦労を重ねてきた同社がBtoC商品の発売によってブランド力を高めることに成功したエピソードを詳しく綴っている。この事例を通して学んでいただきたいことは第一に、BtoB企業であろうともマーケティングを行うことの大切さである。第二に、BtoB企業がBtoCビジネスに進出する時に直面する困難さである。第三は、産学連携活動を行うことの難しさと価値である。さらには、中小BtoB企業であろうともブランド力を高めるための活動を行うことができるのだということについても学んでいただきたい。
論文
商品を企画するとは何をすることか
坂田隆文
総合政策論叢, 2021年3月, 79, 92, 2021年, 査読無, 単著(単編著)
論文
商品企画という新研究領域:その必要性
坂田隆文
総合政策論叢, 2021年3月, 12巻, 67, 78, 2021年, 査読無, 単著(単編著)
研究ノート
店舗の価値を高める人づくり
坂田隆文
『販促会議』(宣伝会議)2020年4月号, 宣伝会議, 61, 63, 2020年, 査読無, 有り, 単著(単編著)
論文
市場創造のための商品企画プロセス
坂田隆文
100万社のマーケティング 第3号, 64, 67, 2015年, 査読無, 有り, 単著(単編著)
論文
「医療現場を改善するとは、何をすることか」
坂田隆文
『病院』第67巻第2号, 176, 179, 2008年, 査読無, 単著(単編著)
論文
「病院経営とマネジメント手法:ムダを見る目と業務改善」
坂田隆文
『外科治療』第99巻3号, 323, 327, 2008年, 査読無, 単著(単編著)
論文
医療経営における「トヨタ方式」の可能性
坂田隆文
『医療と社会』(医療科学研究所)第17巻3号, 271, 283, 2007年, 査読無, 単著(単編著)
論文
人づくりによる店づくり
『中京企業研究』No.28, 2006年
論文
「百貨店を中心とした小売業態の変容に関する研究」
神戸大学博士論文, 2003年
論文
「変容する小売業態」
坂田隆文
流通研究(商業学会)第5巻第2号, 63, 75, 2002年, 査読有, 単著(単編著)
論文
「マクロ消費研究の意義と展望」
坂田隆文
流通研究(商業学会)第4巻第2号, 49, 60, 2001年, 査読有, 単著(単編著)
マーケティング教育学
坂田隆文
著書, 文眞堂, 2024年
廣田章光編著『観光ビジネス』
坂田隆文
その他, 分担執筆, 観光ビジネスの概要, 実教出版, 2023年, 9784407205695
崔相鐵・岸本徹也編著『1からの流通システム』
坂田隆文
著書, 碩学舎, 2018年
石原武政・竹村正明・細井謙一編著『1からの流通論(第2版)』
坂田隆文
著書, 碩学舎, 2018年
石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文共編著『1からのマーケティング・デザイン』
坂田隆文
編著書, 碩学舎, 2016年
清水信年・坂田隆文編著『1からのリテール・マネジメント』
坂田隆文
編著書, 碩学舎, 2012年
西川英彦・廣田章光編著『1からの商品企画』
坂田隆文
著書, 碩学舎, 2011年
向山雅夫・崔相鐵編著『小売企業の国際展開』
坂田隆文
著書, 中央経済社, 2009年
猶本良夫・水越康介編著『病院組織のマネジメント』
坂田隆文
著書, 中央経済社, 2009年
石原武政・竹村正明編著『1からの流通論』
坂田隆文
著書, 中央経済社, 2008年
塩田静雄編著『現代社会の消費とマーケティング』
坂田隆文
著書, 税務経理協会, 2007年
石井淳蔵・大西潔編著『マーケティング・クリエイティブ』
坂田隆文
著書, 碩学舎, 2005年
Vanishing Standard Marketing Knowledge by Digital Devices in Large Class Lecture in Japan
Takafumi Sakata, Masaaki Takemura
International MOBTS, 2024年, 共同, 査読有, 国際会議, James Cook University
Knowledge Fragmentation of Marketing Schema by Digital Devices in Large Class
Takafumi Sakata, Masaaki Takemura
MOBTS Oceania, 2024年, 共同, 査読有, 国際会議, University of Queensland
中小企業におけるBtoC戦略
坂田隆文
むすぶLab.サロン, 2024年, 単独, 査読無, 有り, 国内会議, 名古屋市工業研究所
デジタルデバイスによるマーケティングスキーマの分断
坂田隆文、竹村正明
MOBTS Oceania, 2024年, 共同, 査読有, 国際会議, University of Queensland
大学教育の現場から見た現代若者気質
坂田隆文
名古屋西ロータリークラブ, 単独, 国内会議
マーケティングとは何か?
坂田隆文
中部マーケティング協会 Marketing Festa, 単独, 国内会議
マーケティング教育における知識提供の課題と限界
坂田隆文
日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2023, 単独, 国内会議
産学連携による商品企画を通したリブランディングとチャネル開拓の可能性について
坂田隆文・竹内萌恵・上久保百華・上野篤志
日本マーケティング学会 カンファレンス2022, 共同, 査読有, 国内会議, 日本マーケティング学会, 法政大学
中小BtoB企業による商品企画を通したプロモーション戦略の実践とその効果検証:産学連携型商品企画によるブランド構築
サカタタカフミ
日本マーケティング学会 カンファレンス2021, 単独, 査読有, 国内会議, 日本マーケティング学会, オンライン(ZOOM)
「高齢者対応型店舗設計の可能性について」
坂田隆文
数理科学会, 2009年, 単独, 有り, 国内会議, 数理科学会, 東京都立産業技術高専
社会人基礎力育成講義による学生企画商品は何故全国のコンビニエンスストアで数十万個完売するに至ったか
2009年, 全国四系列教育会議, 桃山学院大学
医療経営におけるトヨタ方式の意義と課題
2008年, 日本医療マネジメント学会学術総会, 名古屋国際会議場
業態識別と業態間競争
2005年, 日本商業学会関西部会, 大阪市立大学
小売業態の規定要因としての業態間競争
2002年, 日本商業学会全国大会, 早稲田大学
百貨店のジレンマ:西武百貨店を事例に
2001年, 日本商業学会関西部会, 大阪市立大学
消費におけるパターンと構造:マクロな消費者行動論の知見から
2000年, 日本消費者行動研究学会全国大会, 琉球大学